3月11日。

忘れられない出来事とは、忘れられないようにできているのかと思う。

3,11  1,17  9,11 …

1がふたつ付く日。
たまたまかもしれないけど、この3つだけかもしれないけど、偶然にしておけない感じがする。

3月11日は、義理の姉の命日でもある。
ちょうど東日本大震災の前の年、長い入院の間、身内の揉め事でろくに見舞いに行けなかった旦那をはじめとした兄妹達。
心残りだらけで向かった葬式でも冷たくあしらわれ、一般客と同じ席で見送った悔しさは忘れられない。

2月11日は、私の母の誕生日。
建国記念の日だけど、「昔は紀元節と言ってね、学校で記念式典みたいなのがあったんよ」と教えてくれた母。
これはちょっと違うけど、私にとっては大事な日。

1月17日で辛い思いをした私たちが、3月11日で辛い思いをしている人たちに何ができるかわからないけど、唯一わかるのはその苦しさ、悲しさ、悔しさ。
度合いは違っても、経験した者でないとわからない心境がある。

今朝、テレビで誰かが言ってた。
復興を手助けするなら、現地へ観光に行き温泉にでも入って大いに楽しんで美味しい物をたくさん食べて、お土産もたくさん買って帰り、他の人によかったよとふれまわることだ、と。


                                    by 蜩
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地元の掲示板、ジモティー♪

黒猫は、年に1回ほど急に部屋の模様替えをするため、片付け始める。
元々衝動買いをする奴なので、しばらくすると「やっぱり、いらない」というものが結構出てくる。
折しも就職が決まって、仕事の為の勉強をしないといけなくなったので、机周りをスッキリさせたいのが狙いなのだ。

奴の部屋にはロフトベッドがある。
中学に入る頃に買ってやったモノなのだが、まさかの身長がどんどん伸びてしまい、起きた時に天井に頭が当たるまでになってしまったものだから、大学に行く頃にはロフト物置状態になっていた。
そうなると狭い部屋の約半分を占領している大きな骨組みは邪魔でしかない。
ずーっと文句を言っていたのに、スルーしてきた私もそろそろなんとかしないといけないなぁ~という気になってきた。

古いけど、スチール製なので傷もそんなにないし、見た目はまだ使えるようなんだけど…
捨てるとなると、解体して有料粗大ゴミで出すしかないんだけど…

そこで思いついたのが、“ジモティー”
テレビCMで、「あれもタダ、これもタダ、それもこれもぜ~んぶタダ! 地元の掲示板 ジモティ~♪」でおなじみ、地域を絞って不用品の売買(または無料で)や仕事の募集、その他いろんな掲示板として人気(?)のサイト。
一度、やってみたいなぁ~と思っていたけど、なかなか腰が上がらなかった。
今回はダメ元で挑戦してみた。

捨てるつもりだったので価格は無料で、条件として「解体して取りに来てもらえる方」
同じジャンルで見てみると、結構上がっているのね。
初めてなので、何を掲載するか、写真はどんなのがいいか、等々何度も推敲しながら文章を考えなんとか投稿!

すると、数分後にメールの音が…!
早っ!
どうやら無料にしたから早かったようで、しかも相手は業者さんのよう。
メールでいろいろ話し合いながら、商談成立!
へぇ~ 意外と見てる人がいるんだ。

この時期、転勤や進学、就職で独り暮らしを始める人が多いせいもあるかな?
年度替りで、家の中を模様替えしようと思っている人がいるのかな?

そんなこんな考えている内に二人は、「それならあれも出そうか、これも出そうか」と、どんどん出品するモノを出して来て、投稿を繰り返した。
結局、土日だけで6点ほど掲載して、3点は商談成立。
1点は、早速昨日のうちに手渡しできた。

ただ、あとでクレームやら返品やらあっては嫌なので、「買い取り証」なるものを作り、相手にサインしてもらうことにし、受け渡しはなるべく手渡しで、こちらも二人以上で対応することにした。
買い手が付かなければ値段を下げて、それでもダメなら仕方ないので処分することにした。

捨てるにはもったいないけど、使わないモノって結構あると思う。
最近、ポストによく入っている、「不用品回収します」「衣類ゴミ袋1個、1,000円で買い取ります」などのチラシ。
1回利用したんだけど、衣類の他に貴金属や洋酒なんかも買い取ってくれた。
その業者さんが言われてたのが、「着物」を探していると。
観光客相手のお店や時代劇の衣装で使うモノを探しているそうだ。なるほどね、時代劇なら少々古くて汚れていてもOKなんだ。
実家にたくさんあったんだけど、母が亡くなった時に全部処分してしまったのよね。残念。

とにかく、いろいろ売ってみて、要らないモノを処分できたら、黒猫の部屋はスッキリするのでしょうか?
また次の何かを買い込んで、狭くなるような気がする。
あと、マンガ本をなんとかしないとね。
まっ、無理かこれだけは。(^_^;)


                                   by 蜩

今年もあとわずかです。

昨日、仕事納めをして、今日からお休みです。
だけど他の家族は31日までお仕事なので、結局毎年の通りひとり大掃除&おせち作りとなります。

クリスマス前に親戚の者が泊まりに来ていたので、その時にざっと片付けと掃除をしておいたのでちょっと楽かな?
おせちも、毎年食べるもモノだけ作るし、相変わらず焦ってはいるけど、焦らない私。

今年の我が家私の3大ニュース。
初めて、BUMP OF CHICKENのライブに行った!
黒猫がチケットを取ってくれて、しかもアリーナ席で前の方という4人の姿がしっかり見える場所だったもんで、テンション上がりっぱなしでし。グッズもいっぱい買って、ライブ中に飛んでくる、テープや紙吹雪もしっかり持って帰りました。
2つ目
私と黒猫で初の二人旅~!
私の誕生日プレゼントに、“瀬戸内国際芸術祭”を観に行くツアーを計画してくれました。
初めて小豆島やいろんな島を巡り、アートを堪能し、本場の讃岐うどんもしっかり食べました。
3つ目
黒猫の就職が決まったこと。
やっと、なんだけど、なぜか簡単に決まってしまいました。
職種は写真とは何の関係もないものです。
どうなるかわかりませんが、長く続けばいいなぁ~と思うだけのいいかげんな親であります。

そう考えたら、なんとも有意義な1年だったなと思いました。
来年も、良い年になったらいいなぁ~

皆さまにも良い年が訪れるようにお祈りいたします。
今年も1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。 m(__)m


                                  by 蜩

映画 『聖の青春』 と アニメ 『3月のライオン』

今年はホントに映画の当たり年だったと思う。
1年間で、観たい映画がこんなにたくさんあったのは初めてかもしれない。

この作品も、そのひとつ。
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実在の人物、村山聖 九段。
29歳でこの世を去る間際まで戦い抜いた棋士の、ドキュメンタリー的な作品。

実は原作も読んだことはないし、将棋も村上聖さんのこともまったく知らなかった。
たまたま見た映画の予告編で、羽生善治さんにそっくりな東出くんを見、ぽっちゃり体格になった松山くんを見、「これはなんぞや!?」と思いチラシを持って帰って調べたのがこの作品だった。

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これも、たまたまなんだけど、今年の夏ごろからマンガ『3月のライオン』にハマってしまい、将棋のことが気になりだしていた時でもあった。それに加え、このマンガに出てくる〈二階堂晴信〉というキャラクターが、村山聖さんをモデルにしていると聞いて、余計に観たくなった次第だ。
村山聖さんも、二階堂くんも周りの人達にとても好かれる人物。
言ってることややってることは、時にハチャメチャなんだけど憎めないところがある。

当の村山聖さんは、将棋以外はずぼらでだらしないところがあるけど、お茶目で純粋なところが周りの人達に愛れる理由なのかもしれない。
将棋に対する熱意は凄まじく、羽生さんのそばにいたいからと東京に引越すほど。
だからこそ悔しかったんだろう。膀胱がんを宣告された時、麻酔をかけると将棋ができなくなるから手術はしない!と言い放ったほど。

生きた時間は短いけれど、密度の濃い人生を送った村山聖さん。
自分のやりたいことに全力で向かっていった。
長く生きられない悔しさが、安易に「死にたい」という者を許せなかった。
はたして自分は全力で生きているんだろうか?
映画を観終わって、ちょっと恥ずかしい思いに駆られた。

そうそう、『3月のライオン』も実写化され、来年2部構成で公開予定!
観に行かねば!


                                  by 蜩

映画 『この世界の片隅に』

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何年か前に原作を読んでいたので、映画化すると聞いて「これは観なくては!」と。

のんびりやさんで、絵が大好きで、好奇心いっぱいのすずさん。
のんびりやなのは自覚しているんだけど、周りからあれこれ言われるのはちょっと辛い。これが自分なんだから仕方がないと、諦めてはいる。

いきなりの縁談で結婚したすずさん。
住み慣れた広島から呉へ。
環境が変わっても、次の日から自分はこの家で生活しなくてはいけない。戸惑いを抱えたまま、失敗を繰り返してだんだんその家の者になって行く。
そんなすずさんののんびりした日常に、戦争という影が襲いかかろうとしている。

テーマが重いはずなのに、上映中に何度も笑いが起きたのは、すずさんの天然ボケのおかげ。
そうなんだな。
戦争が迫ってきているといっても、普通の家庭では普通に日常を過ごしているだけなんだ。
ただ、物が無くなってきたり、制限がされたりと不自由にはなってきているけど、それならそれなりの生活をするしかないと考えを切り替えていくしかない。すずさんのいろいろ工夫して家事をする姿は、とても楽しそうに見える。

そして、運命の日。
それまでの画面では「○○年○○月」「○○月○○日」と書かれていたものが、「7月28日その9日後」となった。
爆弾で片手を失ったすずさんが、嫁ぎ先に迷惑がかかるからと実家(広島)に帰る決意をし荷物をまとめていたその時。
一瞬の光線に雷と勘違いする家族。その数分後、地震のような揺れと突然の激しい風。
外に出ると、巨大なキノコ雲が空を覆う。
「なんじゃったんだろ?」
経験したことのない情景に、それが原子爆弾だとわかるはずもない人たちは、ただ茫然とするだけだった。

終戦の時、理不尽さに怒るすずさんの姿が、あの時代の一般国民を反映しているかのように思えた。

死が目の前にある恐怖。
そんな日常の中にも、夫婦や家族、周りの人たちとの温かい繋がりがあるから、人は生きていけるんだな。


今回初めて“クラウドファンディング”というものを知りました。
エンディングのテロップで、たくさんの方の名前が流れているのを見て「これはなんぞや?」と思ったので黒猫に聞いてみると、
「賛同できる人を集めて出資してもらい企画を立ち上げること。写真家さんもよく使っているよ~」と。
で、調べてみると…
クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。
てな感じ。
皆で作った感があって、いいなぁ~と思いました。


                                   by 蜩
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