『ランチのアッコちゃん』 柚木麻子

ランチのアッコちゃんランチのアッコちゃん
(2013/04/17)
柚木 麻子

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屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれた。大手町までジョギングで行き、移動販売車の弁当を買ったり、美味しいカレー屋を急遽手伝うことになったり。そのうち、なんだか元気が湧いている自分に気付いて……。表題作ほか、前向きで軽妙洒脱、料理の描写でヨダレが出そうになる、読んでおいしい短編集。 (双葉社HPより)

新聞の広告によく出ていたので気になっていた1冊。
“読んだら元気が出ました!”と毎日編集部に読者カードが届くそうです。

確かに、テンポも良くて、あっという間に読めちゃいました。
4編の短編集ですが、初めの2編は“アッコ女史と三智子さん”のはなし。
あとの2編はちょこっと2人が顔を出す程度で、本題には登場しません。

表題のように、食べることがメインのはなし。

派遣OLの三智子は彼氏に振られて落ち込んでばかり。お昼も自分のつくったお弁当をひとりで寂しく食べていた。
ある日、食べ損ねたお弁当を上司のアッコ女史にあげたことから、2人の秘密のランチ交換が始まった。
1週間、三智子のお弁当をアッコ女史が食べる代わりに、三智子がアッコ女史の行きつけのランチを食べに行くことに。
毎日始めて経験することばかりで、アッコ女史の知らない顔が垣間見れたことが嬉しかった。
だんだん三智子の顔に明るさが戻ってきて、すっかりアッコ女史のファンになってしまう。

仕事や、いろいろな経験が彼女を成長させていく過程がおもしろい。
もともと自分の中にあった才能を有能な上司が引きあげてくれるという、なんとも爽快な話の流れがいい。

どの話も、現在たくさんの社会人が抱えている悩みや思い込みを、違った方向から見てはどうかと促しているようだ。

表紙のお弁当なんですが、私がよく使うおかずばっかり。
卵焼きにプチトマト、ウインナー、いんげんの胡麻あえ。
定番ですね!

明日は運動会の予備日なので給食がありません。
久しぶりにお弁当を作ります!
何を入れようか今からワクワクします。ヽ(^o^)丿


                  by 蜩
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『おつかれ!毎日パンダ 上野で働くパンダズの全記録』 高氏貴博

パンダの好きな方も、そうでない方も、絶対ハマる1冊!

おつかれっ!  毎日パンダ  上野で働くパンダズの全記録おつかれっ! 毎日パンダ 上野で働くパンダズの全記録
(2013/05/25)
高氏貴博

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大人気ブログ『毎日パンダ』の書籍化!

かっこつけたり、変顔したり、イライラしたり…
パンダって、おもしろい!

偶然に立ち寄った上野動物園で見たパンダの姿に衝撃を受け、以来、
毎日撮影に通う著者による、おもしろパンダ写真集。

激しく執拗なおやつ催促、それにともなう奇行の数々、思わず「入っているよね?」と言いたくなるような仕草、もちろん、愛嬌たっぷりのかわいい姿も収録。
100万枚の写真の中から選び抜きました。
かわいいだけがパンダじゃない!(飛鳥新社HPより)


この本は、ブログ『毎日パンダ』に掲載されていた写真の中で、普段見れないようなかっこや表情をしているパンダを厳選(?)した写真集です。

も~
言うことナシ!
パンダって、どんなかっこをしててもカワイイんです。
しかも、ちょっととぼけた感じがまたイイ!
ホントに中に誰か入っているんじゃないかと思われるようなショットの数々。
思わず顔がほころびますよ!

サブタイトルに『上野で働く…』ってありますよね。
まさに、毎日お客さん相手に働いているような気がします。
カメラ目線になったり、営業用のようなポーズをしたり…

アニメ『しろくまカフェ』に出てくる“パンダくん”も動物園でアルバイトしている設定ですもんね。

パンダも大変なんだなと思ってしまいます。
ホントに「おつかれ!」って言ってあげたくなります。

写真集を見て、パンダのしっぽは白いってことがわかりました。
これって、よくクイズに出ますよね。


                    by 蜩

『世界地図の下書き』 朝井リョウ

『何者』で直木賞を受賞してからの1作目。

これまでの、自分と同年代をテーマにした作品とは違い、人と人との繋がりの暖かさを感じる。
彼の作品で例えるなら『星やどりの声』 に近いかな?

世界地図の下書き世界地図の下書き
(2013/07/05)
朝井 リョウ

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離れたくない。そう思った。
突然の事故で両親を亡くし、「青葉おひさまの家」で暮らすことになった小学生の太輔。悲しみでしばらく心を閉ざしていたが、同じ部屋の仲間たちのおかげで少しずつ打ち解けていく。とくにお母さんのように優しい高校生の佐緒里は、みんなにとって特別な存在。施設を卒業する佐緒里のため、4人の子どもたちは、ランタンに願い事を託して空に飛ばす「蛍祭りを復活させようと、作戦を立てはじめるが…(本書帯より)


交通事故で突然両親を亡くした太輔。
引き取られた伯母の家でも虐待に遭った。
「青葉おひさまの家」に来てから、困った時に声を掛け、気にかけてくれた高校生の佐緒里を姉のように、母のように慕うようになった。
同じ部屋には、同じ歳の淳也、淳也の妹の麻利、太輔より1つ歳下の美保子、そして高校生の佐緒里の5人。
両親のいない淳也と麻利は学校でいじめに遭っている。
美保子は実の母親から虐待を受けていたが、母親の事が大好きだった。
佐緒里には入院中の弟がいるが、自分は夢に向って歩いている。
それぞれが心に悲しみをにじませながらも、毎日一生懸命に生きている。

子どもだから、わからないんじゃない。
辛い立場にいる子どもほど、周りの空気を敏感に読みとってしまう。
それでも、苦しさを笑顔で隠してしまうから、周りは気付かない。

みんなと居るときが一番楽しい。
悲しみなんて、みんなといれば忘れてしまうと思っていた。
だけど、みんな自分の悲しみは自分の中に仕舞い込んでいるんだ。
「勘違いをしていた。みんな、それぞれの宇宙の中にひとりっきりなんだ」

高校を卒業したら佐緒里はここを出ていかなくてはいけない。
佐緒里を励ますため、それぞれ自分たちのために4人は「蛍祭り」のランタン願い飛ばしを復活させようと作戦を立てる。
4人が一丸となって、作戦を進行させていく。
いろんな障害に遭っても、みんなの思いは一つだから頑張れる。
そしてついに、ランタン飛ばしの日が来る…?

クラスメイトから理不尽な扱いを受けてきた淳也と麻利。
弟のために自分の夢を諦めなくてはいけなくなった佐緒里。
母の再婚に心が揺れる美保子。
みんな必死にがんばってきたのに、現実はそれ以上に厳しい。

「私たちは、絶対にまた、私たちみたいな人に出会える。
いじめられたら逃げればいい。笑われたら、笑わない人を探しに行けばいい。うまくいかないって思ったら、その相手がほんとうの家族だったとしても、離れればいい。そのとき誰かに、逃げたって笑われてもいいの。
逃げた先にも、同じだけの希望があるはずだもん」



もう、最後は号泣でした。
一生懸命生きるのは、大人も子どもも関係ないんだ。
背負うものが多いほど、人に優しくなれるのだと思う。

ずっと前に、テレビ番組で朝井リョウさんが出ていたのを見てました。
ちょうど、この本の執筆中の時で、若き直木賞作家に密着というものでした。
朝井リョウさんは仕事をしながら執筆活動もされてます。
それは、出勤前だったり仕事が終わってからだったり…
そして書くのはいつもファミレス。
周りが騒がしいほど良いそうです。
編集者との打ち合わせがあったのですが、原稿にいっぱい付箋が付いていてビックリしました。
それでも、妥協せずに交渉されているのを見て、作家さんて大変なんだと改めて感じました。

この作品の表紙の絵なんですが、あのスタジオジブリの近藤勝也氏が手掛けていらっしゃいます。
とても暖かな雰囲気が作品にピッタリです。


                     by 蜩

田舎 で 秋みつけ

1週間のご無沙汰です。

台風18号が大きな爪痕を残して行ってから、早1週間。
被害に合われた方々に今更ながらのお見舞いを申し上げます。

「暑さ寒さも彼岸まで」と昔の人はよく言ったもので、お彼岸に入ると朝晩の気温はグッと下がってきました。
日中はさすがに汗ばみますが、風はどことなく心地よい温度になってきています。

さて、お彼岸ということで、昨日、墓参りのために実家に行ってきました。

私の父がひとりで住んでいる実家は、本当の田舎。
娘はずっと「絶対トトロがいる!」と言い張ってたほどの“ど・田舎”です。

いくら昼間は暑いと言っても、さすがに田舎に吹く風は秋のもの。
お昼ごはんを食べ過ぎた私はいつもながらのお散歩に出ました。

田舎にて H25 5

ホントに自然のサイクルとは不思議なもので、秋のお彼岸の時期になると必ず彼岸花が咲きだします。
しかも、地面からニョキニョキっとあっちからもこっちからも頭を出してきます。
彼岸花はよく見ると、茎だけなんですね。
田んぼの畦道なんか草だらけなので、この花の赤が良く映えます。

田舎にて H25 4

秋と言ったら“栗”ですね。
近所の栗畑には、いが栗がたくさん付いた栗の木が並んでいました。
もうちょっとしたら、イガが自然に裂けて栗の顔が覗くんでしょうね。

田舎にて H25 7

歩きながらスマホをいじってたら、偶然撮れた1枚です。
空がきれいだったので、そのまま使いました。
右上の黒いのは私の頭です。

田舎にて H25 6

田舎と言っても、道路はちゃんとアスファルトで舗装されています。
奥に見える家のひとつが私の実家です。
ちなみに、見えている建物はたくさんありますが、あれで3軒分なんです。

田舎にて H25 3

道路を歩いていると、松ぼっくりがたくさん落ちていました。
この松ぼっくり、普段見掛けるのより若干大きいんです。
父から聞いたところによると、その山に植えられている松は、戦後アメリカから輸入された松だそうで、パルプの原料になるそうです。
物資が少なかった時代に、元々あった赤松を伐採してすぐに育つ洋松(?)を植え替えたのです。
しかし、パルプがほとんど輸入に頼るようになった現在、大木のわりに脆いこの木は厄介者なんだそうです。
赤松だったら松茸が生えるのにね~
何でも昔は、嫌ってほど獲れたそうですよ、松茸が。

田舎にて H25 2

実家の裏にある駐車場のアスファルトを破ってたくさんのケイトウが咲いていました。
自然の力の凄さを感じました。
そのケイトウに群がっていたミツバチをなんとか写せました。

田舎にて H25 1

急に目の前を黒い物体が横切ったと思ったら、屋根の雨どいに止まったものがいました。
よく見ると、シロスジカミキリムシ(だったかな?)ではありませんか!
私、カミキリムシが好きで、子どもの頃はよく捕まえてました。
獲ろうとしたのですが、手が届かなくってあたふたしてる間にまたブ~と飛んで行ってしまいました。

近所をひとまわりして帰ってきました。

自然がいっぱいの実家に帰ってくると、ほっとします。
だけど、残念ですが、ここに住むことはないと思います。


                   by 蜩

『なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?』 辻太一朗

かなり衝撃的なタイトルだけど、核心を突いてたりして…

なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?
(2013/03/29)
辻 太一朗

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このままでは、日本は没落してしまう!
それほど日本の大学生は、海外の大学生と比べて勉強していません。
これは、東大・慶應・早稲田などの一流大学も例外ではありません。

実は日本では、大学生・大学の先生・企業の採用担当者のそれぞれが自分の利益を最大化した結果として、「勉強しない大学生」が量産されています。
だから、「もっと頑張れ!」とか、「若いうちは勉強しなきゃダメだ!」といった精神論では、問題は解決しません。

それぞれが自分の利益を最大化した結果、大学生が勉強する「システム」を作る。
本書では、そんな現実的な解決策を紹介します。
(東洋経済新報社HPより) 


巷でもよく耳しますが、本当に大学生って勉強してないのでしょうか?
現役の大学生である娘を見ると、してる時はしてるようですが、この本の中にあるような内容とはちょっと違う気もします。
それを思うとちゃんとしてる方なのかな?と思ってみたりして…(かなり親の欲目ですが)

最近ニュースにもなった、とんでもない画像を流したのも大学生が多いですし、某遊戯施設で何度も迷惑行為を行ったのも関西の有名大学生でした。
大学生のモラルが下がってきている?
それだけでないように思えます。
社会の仕組みの中で、真剣になれない立場に追いやられた大学生の悪あがきのようにも感じられます。
だからと言って、彼らを擁護する気持ちはさらさらありません。

本題に入ります。
今の大学生の勉強時間は小学6年生にも劣ります。
学校の授業を入れた1日に勉強する時間は平均約3.5時間
一週間あたりの勉強時間をアメリカの大学生と比べてみても、日本の85%が10時間以下に対してアメリカは60%以上が11時間を超えていて、その中でも20%は21時間以上となっている(日本はわずか4%)。

これを見ると、アメリカの大学生は勉強が好きなんだなぁと思うかもしれませんが、ご存じの通り海外の大学は入るのは簡単だけれど卒業するのが難しいと言われるほど評価が厳しいのです。
だから、真剣に勉強するのです。

だったら日本の大学も評価を厳しくしたらどうかと思いますよね?
それができないへんてこな構造に大学がなってしまっているのです。
学生が真剣に勉強しようにも、授業がつまらないしそれに見合った評価もされない。
成績が良かったとしても、就職活動には反映されないので勉強したって無駄と思っている。

どうして大学の先生はちゃんとした授業をしないのか?
厳しい授業にしたら学生が来ないし、きめ細かな評価をしようものなら自分の研究活動がおろそかになる危険性がある。
だから、ゆる~い評価しかできなくなる。

企業の採用担当者は各大学の評価を信用できないので、とりあえずたくさんの学生を説明会に参加させエントリーシートを提出させ面接するしか方法がない。
それでもだいたいの基準は大学の名前で選ぶので、高校3年時の評価でみることになるわけ。
つまり、良い大学に入っておいたら4年後の就活には有利だということ。

こんなことがまかり通っているなんて、信じられないけれどホントのことらしい。

でも、昔から大学生って勉強してなかったような気がします。
それなのにどうして今になってこのことが問題視されているのかと言いますと、
日本の企業が海外で事業を拡大させるのに海外から大学生を雇用しようと思っても大学進学率が低かったアジア諸国からはほとんどなかったのです。
しかし、ここ最近は進学率が上がり優秀な人材が確保できるようになり、今まで海外と比較されてこなかった日本の大学生の悪い点が浮き彫りにされたのでしょう。

海外の大学は、日本の大学に比べ、授業の質が高く、また評価もきちんとされているうえ、学生自身が成績を上げることに熱心なので、大学の成績も採用候補者の能力を判断する材料として有効です。

それと、私が気になったのが、
したいことばかりしている日本の大学生 というところ。
勉強そっちのけで、やりたいサークルをして、バイトして溜めたお金で好きなことをする。
自分で授業料払っているわけじゃないので、勉強しない事に後ろめたさは感じない。
しかも、就活の面接で聞かれることは「学生時代にがんばったこと」「学生時代に一番力を入れていたこと」などで、勉強に関しては聞かれることがない。
そんな楽しい(?)大学生活を満喫した学生が、社会に入ると「しなくてはいけないこと」を求められます。
社会人生活というのは「しなくてはいけない」ことの連続です。大学4年間に「したいこと」ばかりしてきた大学生が、社会人生活にうまく適応できなくなるのではないかと心配でなりません。

では、何が日本の大学生にたりないのでしょうか?
それは「考える力」です。

そもそも、大学で学んだことがすぐさま実社会に適用できるかといえば、専門的な学部を除きほとんどの場合それは無いです。
だったらどうして社会に通用しない勉強を真剣にしなくてはいけないのでしょうか?
それは「考える力」を養うためです。
大学側は「考える力」を伸ばすための授業を行わなくてはいけません。
課外活動で得られる「考える力」は、社会では通用しないレベルであるということ。
それを深めるのはやはり有意義な大学の授業でしかないわけです。

現在「考える力」を伸ばす授業をしている大学を調査するため、首都圏の有名大学でアンケートを取りました。
「『考える力』を育成している授業」「『考える力』を評価している授業」
この二つに該当する授業を挙げて欲しいというもの。
結果は、上記の二つに該当する授業はわずか1割にとどまりました。
調査した学校の中には、東大、慶応、早稲田などがあったにも関わらずこの結果になったのには驚きでした。
確かに、学部によっては高いポイントを取ったところもあります。

著者が調査した大学生に「大学で成績の良い人は、頭が良いですか?」と質問しました。
ほとんどの学生が「頭が良いというよりマジメです」と答えるそうです。

あと、大学にはゼミがありますね。
普通の授業に比べ、ゼミのほうが先生との距離も近いし学習意欲が高いと思います。
しかし、このゼミでの評価の仕方もいい加減だったりすることがあるようです。
やはり、学生としては真剣に取り組んだ相当の評価が欲しいものです。
それをキッチリ大学側が答えてあげないといけないんじゃないでしょうか。

就活困難時代になって、どうしてそんなに必死にならないといけないのかがわかりませんでした。
何が何でもどこかの企業に入らないといけない!という危機感ばかりが伝わってきて、それでいったい何をする気なの?って聞きたい。
やりたいことを仕事にできるのだったら、それはもう言うことないけど、やりたくない仕事に明け暮れて不満だらけの毎日を過ごすのも現実なんだから。
現実社会は甘くないけど、考え方ひとつでやりがいは見えると思う。

いっぱい楽したら、今度はいっぱい苦労しないと人生の帳尻は合わないんだよね。
それがわかってて楽したいなら、思う存分楽しなさいな。
その分、苦労は倍返しだからね。


                 by 蜩

ぷにたま カフェオレ

大好きなスイーツ。

ぷにたま に、カフェオレが出ました!

ぷにたま カフェオレ2

これまでいろいろ出ましたが、(いろいろはこちら → ぷにたま さくらあんホイップ
これは久しぶりの新作。

中身は…
 
ぷにたま カフェオレ

生地とクリームが同じ色なのでわかりにくいですね。(^_^;)
でも、めいっぱいクリームが入っているので満足度は高いです。
ついでにカロリーも高かったりして…(T_T)


                       by 蜩

医者通い と 検査結果

ちょっと前の記事にも書きましたが、8月は医者通いをしてました。

たいした事ではないのですが、ずーっと前から気になっていた肝臓の検査をしてもらおうと思っていたのです。
それに加えて、長年患っていたある病気もこの際治療してしまおうと思いましてね。
(その病名は恥ずかしいのでちょっと伏せさせていただきます)

肝炎検査。
実は私、20歳前後にB型肝炎のキャリアであったことがわかり、発症せずに完治したと医者から言われていました。
その言葉を信じて、献血にも参加していたのですが、ある時、献血された血液を輸血された人がB型肝炎を発症したというニュースが流れ、完治したと思われた人からの献血が原因だと報じられました。
それまで、年に数回献血をしていた私も自粛するようになりました。
出先で献血車を見る度、できない辛さを感じ、一度ちゃんと検査を受けようと思い続けて早十数年。
今年こそはと、近所の行きつけの個人医院で検査を受けることにしたのです。

肝炎検査は血液検査。
もう一つの病気も、薬が肝臓に負担をかけていないかを見るためにも血液検査をすることになりました。

検査結果を聞きに行くと、肝炎検査はシロ。
やった~!これで堂々と献血ができる!!
と、喜んでる間もなく先生が厳しい声で、
「貧血がひどいなぁ。こんなんでよく動けるねぇ」

がーん。

そうなんです。
私、貧血症なんです。
前の職場の健康診断でいつも貧血でE判定もらってましたから。

「こんなに悪かったら、心臓に負担掛かるよ!」
と、貧血のお薬も追加されてしまいました。
それに、婦人科系の病気かもしれないからと、産婦人科へ紹介状も書いていただきました。

数日後、紹介状を持って近所の産婦人科へ。
女性の方ならわかると思いますが、婦人科の検診って内診でとっても恥ずかしい格好をしなくてはいけません。
これが嫌で子宮ガン検診も受けてなかったくらいなんですから。
久々の産婦人科は、私の他は若い女性ばかり。
私の番になってまずは問診。
すると先生は「子宮ガンの検査もしておこうね」とにっこり。

えー!

有無も言わさず内診になりました。
今の診察台って画期的ですね~ビックリしました。
ウィ~ンってロボットみたいな動きをするんです。
って、関心してる場合じゃないんですね、当事者は。

内診の結果を先生から聞きます。
案の定、子宮筋腫が3個もありました。
でも、それは小さくて手術するほどではないのと、年齢的にそろそろ閉経なので様子を見ることになりました。
結果を聞いて、ホッとしたんですが、今度はガン検査の方が気になってしまって…
結果までの数日間はドキドキでした。

そして結果を聞きに、また産婦人科へ。
結果はこちらもシロ。
やったぁ~
これで、婦人科とはしばらくオサラバだー!

そんなことがあったある日。
夏に入った頃から何だかテレビの声が聴きとりにくく感じ、音量を上げていたんです。
旦那の声も聞こえにくくて、何度も聞き返してたんですが、面倒になり聞こえないことにしてました。
あんまりおかしいので医者に行くことにしました。
私は一度、突発性難聴を患ったことがあるので、とても心配してしまうんです。

近所の耳鼻科に行くと、見たところ異常はないのでとりあえず聴力検査をすることに。
学校でもやったと思いますが、ヘッドホーンみたいなのをして方耳ずづ音がしたらスイッチを押すってやつです。
検査が済んでまた先生の所に行くと…
「かなり聞こえてませんね。このままじゃぁ生活に支障がでますよ」と。
極端な高低音はよく聞こえるのだけど、人が話す音が聞こえていないよう。
原因はいろいろあるけどストレスからもきている可能性もあると。

心因性かぁ~
思い当たることはないとは言えないなぁ~

その後、先生からショッキングな言葉が出ました。
「年齢にすると、80歳くらいかな?」

ええええーーーー!!
はちじゅっさい だって!?

「これってどうしたら治りますか?」
と聞くと、
「ん~治らないね」

えええええええーーーーー!!!

「もしかして、イヤホンで音楽聞くってのも止めた方がいいんですか?」
「もちろん、止めて下さい!」とキッパリ。

かなりショックを受けて帰路に着きました。
でも、よ~く考えたら、あの検査だけの判断だとしたら、大丈夫かも。
だって、あんまりよくわかんなかったから、あの検査の仕方。


とまぁ、こんな感じで私の夏休みはお医者さん巡りをしてました。

皆さんも身体は、大事にして下さいね。


                   by 蜩

『ルポ 産ませない社会』 小林美希

ちょいと重いテーマのルポルタージュを読みました。

ルポ 産ませない社会ルポ 産ませない社会
(2013/06/21)
小林 美希

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「産めない」のではなく、社会が「産ませない」のだ。孤立する母親、妊娠解雇、ベルトコンベア化するお産、商業化し消費される妊娠……出産に前向きになれない社会に光を探す痛切なルポ。(河出書房新社HPより)

少子化対策とか言いながら、なかなか上がらない出生率。
子ども手当や保育所増設も大事だが、根本的なことが旧態依然としている日本の社会ではまだまだ難しい課題だと言える。

私が子どもを産んだ頃は、まだ今のように社会が疲弊していなかった。
女性の社会進出が当たり前になってきているのに、妊娠・出産に伴う休暇や配慮の整備ができていない企業がまだまだ多い。
制度があっても、なかなか取りにくいのが現実。
だから、妊娠した女性社員は退職を余儀なくされる。
それを考えないように、ギリギリまでかかわっているから婚期も出産時期も遅くなってきている。

女性が妊娠する適齢期は20歳代。
でも、最近の初産年齢は30歳に近付いている。
50歳代でも子どもは産めることは証明されているが、年齢があがる毎に母体や生まれてくる子どもに障害がでるリスクも増えてきている。

いざ、母親になったとしても、ずーっと仕事に明け暮れ、近所付き合いもろくにできていない母親は孤立する。
いわゆる「孤育て」となる。
社会復帰しようにも、いままでのような仕事はできない。
子どもを預ける保育所もいっぱいだし、入所できてもその費用に見合う収入が望めるかは定かではない。
もし、生まれた子どもに障害があれば社会復帰も絶望的になる。

医療現場を見ても厳しい現実がある。
高齢出産になると、必然とリスクが伴い、難しい出産になることが多くなる。
すると、出産時に母子どちらかが残念な結果になるケースも増えてくる。
それが訴訟問題に発展し、産科医や小児科医のなり手が減ってくる。
そうなると産科自体が減少してしまう。
減ってしまえばどこかでその分を補わなくてはいけない。
医師も助産師も看護師も疲弊してしまう。
すると、ミスも増えるという悪循環に陥る。


読んでいるうちに、絶望感がひしひしと伝わってきた。
今の若者が子どもを産みたいと思っても、医療現場がこんなんじゃ安心して産めないじゃないか!
と思った。

今、出生前検診で遺伝子の異常が見つけられるようになった。
しかし、異常があった胎児を中絶することには反対意見も少なくない。
10代~20代で望まない妊娠をして中絶した胎児はそれらより格段に多い。
異常がないのに、経済的な理由などで簡単に処理されてしまう子どもの方が問題ではないか。

それと、高齢出産の母親の多くが子育てに不安が大きいということ。
そのころになると、相談できるはずの親も高齢化し、介護も重なってくる。
身近に相談できる人がいないから、ネットや関連雑誌に書かれていることを鵜呑みにしてしまい、自分の子どもが標準でなければオロオロする。

不妊治療をしてやっと授かった子どもを育てられないと言って乳児院に入れたり、虐待するケースもあるという。
ニュースでも小さな子どもを虐待のはてに死亡させた母親が取り上げられる。
そこには父親の姿がない。
母親ひとりで育児を任せてしまっているのに、父親の責任は見えてこない。
今は核家族が増え、近所付き合いも薄れ、内に内にと子育てが孤立していまっている。
昔のようにできないのなら、家族や社会で子どもを守っていかなくてはいけなくなっている。

「日本全体が自己中心的なものとなり、ゆがんだ精神構造のなかで子育てをサポートしようという意識が低い。妊娠したら仕事を失うのではなく、社会全体として親子に対する思いやりの目線が欲しい」


                      by 蜩

9月 と 夏休みにやれたこと

とうとう9月になりました。
長~い夏休みもついに終わってしまいました。

学生の頃より、今の方が夏休みの終わるのが寂しいです。

なんだって、仕事が始まるから…

夏休みが始まった頃は、早く仕事がしたいー!
って思ったもんですが、こんなに長くだらぁ~とした休みを過ごしてしまうと、キチンと時間通りに化粧して出掛けるというのが億劫になってきます。

特にどこに行ったということもなく、長い休みをダラダラと過ごしてしまいました。

でも、ずっと家にいると、それはそれでしんどいんです。
病院いったり、娘と買い物行ったり、映画見たり…
それだけでも、やっぱり出掛けると気持ちは楽になります。

後半はちょっと暑さもましになって、過ごしやすくなってきました。

やっと、4月からほっておいた家計簿をつけ出しました。
レシートや使った分はメモしてとってあるので、それを1日1日記入していくのです。
もちろん、金額は合いません。
メモするのを忘れてたり、レシートを無くしたりといい加減でしたから。
でも、レシートを見てると、その日を思い出すんですね。

そしてそれらは、昨日になんとか全部済みました。
PCのエクセルに入力するだけですが、合計が合ってないので難しいかも。
まぁ、いつもだいたいわかれば良いんですがね。

そのあと、医療費の領収書の整理をします。
確定申告に提出するための準備です。
エクセルで表は作ってあるので、そこに打ち込んで行くだけ。
今年は家族3人ともよく医者にかかったのですでに10万円は超えているので、医療費控除が受けられます!

この休みにやりたかったのがこれなんです。
家計簿は、毎年途中で挫折してしまうのですが、長い休みにまとめて片付けないとなかなかできない。
今年は後半が涼しくなったのでなんとか頭も働いてくれました。

読書は思ったよりできませんでした。
借りてきた本も、途中まで読んで返却したのがほとんどでした。
やっぱり暑いと読む気も失せます。

そんなこんなで目標の一つは達成できただけでも良しとしましょうか。

来年の春には戻ってくる娘に、今私が使ってる部屋を返さないといけないので片付けもしないといけなかったんですが…
それはたぶん、ギリギリにならないとしないと思います。

明日から、久しぶりの職場です。
気持ちを切り替えて、がんばってきます!


                   by 蜩
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